皆さん元気ですかー!!笑ってますかー!!お笑いを見たり、友人たちと遊んだりした後ってなんだか元気になったりしませんか??
実はそれは「笑い」のせいなんです!!「本当??」と疑問を持つ人も多いですが、医学的な根拠が存在しています。その根拠について、紹介していきます!!
笑いの効果
笑うことで様々な効果が働きます!!今回は主に3つご紹介します!!
①笑うことで、脳の神経細胞が免疫機能活性ホルモンを分泌し、免疫力がアップ します!! 笑うことによって脳が刺激され、神経ペプチドという免疫機能活性ホルモンが分泌します。そして、神経ペプチドと結びつき、白血球の一つであるリンパ球でがん細胞などを死滅させ、がん細胞の殺し屋として有名なナチュラルキラー細胞が活性化されます。そのため、免疫力が向上し、がんになりにくくなります。
②笑うことで自律神経を整え、ストレスが軽減されます!!ストレスが高まると交感神経が優位になり、ストレスのホルモン分泌が増え、脳の温度が上昇してしまいます。しかし、笑うと副交感神経が優位になり、ストレスホルモンの分泌が減少し、脳の温度が減少します。つまり、笑うことで自律神経のバランスを良くします。
交感神経――怒り、恐怖を感じた時作用する。
副交感神経――安らぎ、安心感を感じた時作用する 。
③笑うことで、脳が活性化し 記憶力がアップします!! 脳にある海馬は、新しいことを学習するときに働く器官です。その海馬は笑うとその容量が増えて、 脳が活発になり、記憶力が良くなります。また、”笑い”によって脳波のなかでもアルファ波が増えて脳がリラックスするほか、意志や理性をつかさどる大脳新皮質に流れる血液量が増加し、結果的に脳の記憶力アップに繋がります。
このように笑うことで、脳や体に良い影響をもたらしてくれます!!
でも、笑いと心理学ってあまり繋がりがないように見えますが、実は深い関係があります!!
心理学的にも影響がある!!
心理学の世界では、生理心理学や感情心理学、社会心理学などの観点から笑いや笑顔についての研究が実施されています。
その1つの研究に、トムキンスによって提唱された顔面フィードバック仮説があります。この仮説は、身体反応と感情に関する理論であり、顔の表情に関連する筋肉の反応を受けて、その後に感情が生起するという仮説です。簡単にいうと、体が先で心が後であり、「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのである」 というジェームズ・ランゲ説の発展した仮説とも言えます。
この顔面フィードバック仮説は身体部位の中でも特に顔(表情)の変化が感情の生起に影響するということです。笑顔の場合、目や口の筋肉が動くことで「笑っている」状態になります。その結果、楽しいという感情が発生するということです。 つまり、「笑顔」になることで楽しくなる感情が発生します。
この実験につながる研究で、アメリカ・カンザス大学のTara Kraft博士らが、2012年9月24日のPsychological Scienceオンライン版に心の底から自然に溢れ出てくる本当の笑顔ではなく、作り笑いの表情をキープすることでも、ストレスが緩和されることが発表しました。 参考はこちらより。
すなわち、作り笑いでも笑っているとほぼ同じ効果が得られるという事です!!
つまり、「笑い」が心理的影響を受けると言えるのではないでしょうか??少なからず、笑っている方が健康に良さそうに見えますよね!!
まとめ
- 笑うことで健康状態が良くなる!!
- 作り笑いでも本当の笑いでも効果があまり変化しない!!
- 心理学的にも笑顔は良い!!
とりあえず最後に
