
ここ最近だとよく新型コロナウイルスの件について、多くのメディアが取り上げています。そのため、国民は混乱状態に陥っている状況にあります。
特に、大型や重病な病気については混乱を大きくする傾向があります。
その背景にあるのが社会心理学です。
社会心理学

社会心理学は、個人と集団や社会といった組み合わせの中で起こりうる行動や、その行動によってどのような問題が生じるのかを研究する学問であり、社会科学の一部分と言われています。
また、社会心理学は社会の起こりうる現象を心理学としています。そのため、社会心理学にも色々な心理学が関わっています。今回のコロナウイルスの件では大きく集団心理が関わっているとされています。
集団心理

集団心理は、社会に存在する群衆や集団の中で起こりうる特有の心理と言われています。また、集団心理は個々の持つ倫理観や感情が社会の状況によって大きく左右します。
コロナウィルスは世界全体で大きな問題になっています。そして、日本でも販売されているマスクが無くなるといった現象が起こっています。それは集団心理特有のものです。
しかし、この状況は集団心理の悪い場面が大きく現れています。
集団心理の良い場面・悪い場面

良い場面
- 一致団結による安心感や達成感が味わえる
- 恥じらいが薄れる
- 考える時間や無駄な労力の節約
悪い場面
- 個人の意思や感情が薄れる
- 匿名性の助長
- 多数意見>少数意見
- 大きな集団や社会から逆らいや自立が難しい
- いじめ・差別やリンチが起こりやすい
- 集団パニックに陥る可能性がある
今回のコロナウィルスでは悪い場面の中にある匿名性の助長、いじめ・差別やリンチ、集団パニックが大きく出現しています。
新型コロナウイルスと集団心理

新型コロナウイルスは世界全体で敬遠されています。その背景にあるのが集団心理です。例えば、日本ではマスクの購入が
相次ぎ生産が追い付かなっています。それは自分を守るためでもあるが、「皆がやっていることだからやらなければならない」心理に駆り立てられるからです。
他の例では、集団パニック状態になり、冷静な感情ではいられないことが挙げられます。
世界ではコロナウイルスの対応が分からないことから国民がパニック状態になっています。そこで、フェイクニュースや中国人の差別的対応が多くあります。
新型コロナウイルスとは?
新型コロナウイルス関連肺炎とは、新型コロナウイルス“2019-nCoV”が原因とされている肺炎のことです。2019年12月以降、中国湖北省武漢市を中心に発生し、短期間で世界に広まっています。
メディカルノート――新型コロナウイルス関連肺炎について
新型のため詳細のことは分かりませんが、ヒト―ヒトの感染が認められ、肺炎による死者が続々と現れている現状です(2020 2/11現在)。
コロナウイルスの対策として、群衆の中にいる時はマスクを心掛けることや手洗いうがいが有効のこと!!
最後に

新型コロナウイルスはまだ処置が完全ではありません。そのため、自身が防護の対策を練らなければなりません。そのためにも、正しい情報を入手し、正しい処置や対策を行いましょう。
そして、中国人や新型コロナウイルス感染者を差別しないことを心掛けましょう!