心理学

【心理学】誹謗中傷の主な原因について【中傷NG】

ざっく
こんにちはざっくです。

今回は最近社会問題になっている誹謗中傷についてお話したいと思っています。

誹謗中傷とは?

誹謗中傷とは根拠のない悪口を言いふらす、もしくは虚偽の噂を流し、他人の名誉を損なうことを指す。また、誹謗中傷は現代社会において問題となっている。

SNS上では誹謗中傷=炎上と定義されることもあるが、炎上の定義自体があやふやなのでここでは誹謗中傷と表現させて頂きます。

誹謗中傷は最近話題かつ社会問題になっています。2020年に入って、著名人の方が自ら命を絶ってしまう出来事がありました。

誹謗中傷は「有名人だからしょうがない」や「悪いことしたからだろ」とかこのように軽い扱われていましたが、最近のコロナ差別も含め、問題となって注目されました。しかし、誹謗中傷対策は難しく、警察もなかなか動けていない状況にあります。

なぜ対策できないの?

出来ない理由として考えられるのは3つあります。

1.匿名性
2.個人情報の保護
3.言論の自由

以上の3点により、法改正や誹謗中傷の対策が難しいとされています。

匿名性

まず匿名とは何らかの行動をとった人物の名前や地域といった個人情報が分からない状態のことを指します。

SNS上だとニックネームや虚偽の名前で呟きが出来るため、良い部分だと違う自分が演じられる悪い部分だと、個人特定が難しいことや情報の正確性に欠けることがあります。

匿名をいいことに、誹謗中傷の他にもマルチ商法やSNS上での詐欺といったトラブルが多発しています。

個人情報の保護

個人情報の保護というのは、日本の法律で定められており、事業者は個人情報を保護することが義務としてあり、適切な対処を行わない場合は刑事罰が科されます。Amazonや楽天のような通販サイトはもちろん、Twitterも個人情報が保護されている状態です。Twitter上は匿名であり分からない情報もTwitter運営は分かっている状態です。運営は適切な発言や行為が発見され、自分以外のユーザーから通報を受け、初めてTwitterのアカウントを停止させる権利が生じます

言論の自由

SNSでの誹謗中傷において、一番厄介な部分が「言論の自由」です。言論の自由とは憲法の「表現の自由」のうち、言語による表現行為の自由を示します今私がブログを書いて、世の中に発信できるのはこの憲法が定められているからです。TVやYouTubeで番組や動画が行えるのも表現の自由言論の自由があるからです。また、言論の自由があることにより、SNS上ではあらゆる発言が許されています。

たとえ、その発言が「誹謗中傷」であってもです。

「誹謗中傷」は芸能人だけでなく、一般人も巻き込まれるケースもあり、現代社会において解決すべき問題の1つです。

また、「誹謗中傷」は日本のみならず、海外でも問題化しています。世界中で言論が無法地帯状態にありますので、Twitter社は適切な対処を願うばかりです。

誹謗中傷してしまう人の心理

昔よく両親や先生に、「人を馬鹿にしてはいけません」とか「悪口は言ってはいけません」とか、口をとがらせて言われることがあったはずです。ですが、なぜ人は誹謗中傷をしてしまうのでしょうか?心理学的に考えられるのは3つの理由があります。

1.フラストレーションのはけ口
2.歪んだ正義感
3.匿名による罪悪感や劣等感のなさ 

フラストレーションのはけ口

現在コロナ化において、旅行やライブといったイベント行事が中止を余儀なくされています。また、日常的にマスクを付けたり、仕事のスタンスが変わったりとフラストレーションが溜まっていくばかりです。

人も賢いので、ある程度フラストレーションが溜まると発散することを考えます。発散内容は様々ですが、「悪口」もフラストレーションを一時的に解消させる方法の1つとして挙げられています。

ただ、一時的な解消なのでまたフラストレーションが溜まったら、「悪口」で発散という行為を何回でも繰り返してしまう危険性があります。誹謗中傷ばっかり言う人は、このような原因が1つとして考えられます。私は、フラストレーション解消の手段として、悪口を言う事はあまりおススメしません。

歪んだ正義感

誹謗中傷にも様々なケースがありますが、悪気の無い誹謗中傷のケースがあります。コロナ化においても「自粛警察」というワードが作られ、自粛していない人に攻撃的な発言を浴びせることが増えました

自分は正しいことをしている」「えらい!!」という自身の承認欲求を満たすため、歪んだ正義感が生まれてしまったのではないかと考えられます。

匿名による罪悪感や劣等感のなさ

人目がある所では悪口を言わないことが多いと思います。それもそのはず。自分が悪口を言っている人間だと分かれば、距離を置かれることが真っ先に考えられ、コミュニケーションで不利になります。

SNS上だと、どうでしょうか?

SNSの特性は「対策が難しい」というところで話しました。匿名だと特定が難しい➡人目がつかない、自分が誰だか分からないという所で悪口を言うことの罪悪感や劣等感が減されます。

すなわち、SNSは、何不利構わず好き放題悪口言える最適なコンテンツとして考えられます。そのため、今でも直、SNS上での「誹謗中傷」が無くならない要因と言えるでしょう。

最後に

誹謗中傷は絶対にいけません

誹謗中傷が自分に言われた時のことを考えてみて下さい。そうすれば、SNS上で「誹謗中傷」の発言に歯止めがかかるはずです。

苦しい状況なのは理解できますが、他の人に八つ当たりするのは言語道断です。

心が乱れていると感じたら行う効果的な行動という記事も書いていますので、ぜひそちらも参考にしてみてください!!

心が乱れたときに行う効果的な行動【10選】

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